研究課題/領域番号 |
16K18625
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
川津 一隆 龍谷大学, 科学技術共同研究センター, 博士研究員 (20747547)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 種間相互作用 / 非線形時系列解析 / 密度依存 / 複雑性-安定性関係 / マメゾウムシ競争実験 / アブラムシ-寄生蜂系 / 密度依存性 / スイッチング捕食 / マメゾウムシ / 群集生態学 / 長期時系列データ |
研究成果の概要 |
種間相互作用の密度依存性は,生物群集の動態や構造に大きく影響することが理論的に示唆されてきたにもかかわらず,野外における定量化の困難さからそれらの検証はほとんど行われてこなかった.本研究課題では,近年発展しつつある非線形時系列解析EDMに着目することで,密度依存研究を遅滞させてきた根源である「密度依存性の定量化」を成功させる解析フレームワークの研究を行った.それらの結果,1)密度依存的相互作用の多様化が群集の安定性に大きく寄与することを理論的に明らかにし,2)実際の野外データから相互作用の密度依存性を推定する時系列解析法の開発し,密度依存性研究を推進するための道筋をつけることに成功した.
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