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カンキツ果実における植物ホルモンと二次代謝産物の代謝コミュニケーションの解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K18649
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 園芸科学
研究機関静岡大学

研究代表者

馬 剛  静岡大学, 農学部, 特任助教 (20767412)

研究協力者 加藤 雅也  
張 嵐翠  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードカンキツ / カロテノイド / フラボノイド / 植物ホルモン / マイクロアレイ
研究成果の概要

カロテノイド生合成経路の周辺には、植物ホルモンのアブシジン酸やジベレリン、色素成分のクロロフィルなど多くのカンキツ果実の品質に関わる物質の生合成経路が存在する。また、カンキツに多く蓄積するフラボノイドについても、生合成経路の周辺には、植物ホルモンのサリチル酸やジャスモン酸の生合成経路が存在する。本研究では、カンキツ培養砂じょうを用いて、植物ホルモンとカンキツ果実特有の二次代謝産物を中心とした代謝コミュニケーションを明らかにすることを目的とした。マイクロアレイ解析の結果、これらの物質間において代謝コミュニケーションを行い、様々な代謝に関わる酵素遺伝子の発現を調節していることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では,機能性成分であるβ‐クリプトキサンチンに着目して研究を行った。β-クリプトキサンチンは,ビタミンA効力を有するほか,発ガン予防効果,骨代謝改善に関する研究が近年急速に進展し,ヒトへの効能が注目されているカロテノイドである。また、カンキツ果実には特有の二次代謝産物が多く含まれており,フラボノイドのヘスペリジンやノビレチンもその機能性が注目されている。本研究では、これらの機能性成分と植物ホルモンの関係性を明らかにする研究であり、カンキツ果実の高品質化に繋がる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2016

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 植物ホルモンを処理したカンキツ培養砂じょうのマイクロアレイ解析 -フラボノイド代謝周辺の変動についてー2019

    • 著者名/発表者名
      山本梨沙・二村実里・馬 剛・張 嵐翠・八幡昌紀・山脇和樹・ 島田武彦・藤井 浩・遠藤朋子・加藤雅也
    • 学会等名
      園芸学会平成31年度春季大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ウンシュウミカン果実におけるカロテノイドおよびクロロフィル代謝に及ぼす青色光照射の影響2018

    • 著者名/発表者名
      二村実里・Witchulada Yungyuen・馬 剛・張 嵐翠・八幡昌紀・山脇和樹・加藤雅也
    • 学会等名
      園芸学会平成30年度春季大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 青色 LED 光を照射したカンキツ培養砂じょうのマイクロアレイ解析 -カロテノイド生合成周辺の代謝変動について-2016

    • 著者名/発表者名
      二村実里・飯島菜摘 ・馬 剛・張 嵐翠・八幡昌紀・山脇和樹・島田武彦・藤井 浩・遠藤朋子・加藤雅也
    • 学会等名
      園芸学会平成28年度秋季大会
    • 発表場所
      名城大学(愛知県名古屋市)
    • 年月日
      2016-09-10
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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