研究課題/領域番号 |
16K18656
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
山田 晃嗣 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部生物資源産業学域, 助教 (40587672)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 植物-病原体間相互作用 / 糖吸収 / 植物免疫 / 糖トランスポーター / リン酸化 / 植物 / 防御応答 / シロイヌナズナ / パターン認識受容体 |
研究成果の概要 |
病原体は感染時に主な炭素源として糖を植物から吸収することで増殖する。しかし一方で、病原体の糖摂取に対抗する手段を植物が備えているかは不明であった。本研究では、シロイヌナズナの糖トランスポーター遺伝子破壊株は病原細菌に対して罹病性が高まること、また糖吸収活性は免疫応答活性化時に増強することを見出し、免疫戦略としての糖トランスポーター制御に着目し解析を行った。その結果、糖トランスポーターSTP13が病原体認識受容体と複合体を形成し、リン酸化を受けることで糖吸収活性が増強されることを見出した。本研究により、植物には糖トランスポーターを制御することで病原体の糖摂取を阻止する機構があることが示された。
|