研究課題/領域番号 |
16K18688
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
中野 祥吾 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 助教 (80748541)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | L-スレオニン脱水素酵素 / 祖先型設計 / 完全コンセンサス設計 / 構造機能解析 / X線結晶構造解析 / 反応機構 / 人工タンパク質 / アミノ酸脱水素酵素 / コンセンサス設計 / アミノ酸一次配列解析 / バイオテクノロジー / 人工蛋白質 / 酵素 / 配列解析 |
研究成果の概要 |
L-アミノ酸脱水素酵素の幾つかは、血中アミノ酸の濃度定量に応用が期待されている。本研究ではそのような酵素の中で、特にL-スレオニン脱水素酵素 (SDR-TDH) を研究対象とした。SDR-TDHを高機能化するため、配列データベースを用いて人工SDR-TDHを2つ設計した。いずれの人工SDR-TDHも自然界由来SDR-TDHと比べ、耐熱性、NAD+親和性及び生産性に優れることが判明し、酵素活性パラメータも遜色がないことを確認した。 また本研究遂行の過程で得られたモノマー型SDR-TDHの構造機能解析を通して、SDR-TDHの生成物脱離機構を解明することに成功した。
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