研究課題/領域番号 |
16K18697
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
山下 慎司 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (90531434)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Plasmalogen / Alzheimer / DHA / プラズマローゲン / アルツハイマー / 吸収代謝 / 炎症 / 脂質 / 分析科学 |
研究成果の概要 |
本研究で対象とするプラズマローゲン(Pls)は、特徴的なビニルエーテル結合をsn-1位に有するリン脂質である。近年、アルツハイマー型認知症(AD)などの神経疾患患者の脳や血液でのPlsの低値が示唆され、注目されている。本研究ではADモデルラットなどを用い、Pls摂取が体内脂質や認知行動へ及ぼす影響を調査した。結果として、Pls摂取は体内のPlsレベルを増加させ、ADモデルの認知行動を改善した。認知行動と体内Pls、特にDHA型Plsレベルとは相関があり、AD予防にはPlsレベルの維持が有効であると示唆された。また、Plsレベルの増加には、Plsと比較しリゾ体の摂取が効果的であると考えられた。
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