研究課題/領域番号 |
16K18698
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
シェラス ヨアン 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 研究員 (60544319)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | sleep / zinc / actigraphy / chemogenetics / Sleep / optogenetics / DREADD / food supplement / neuroscience / molecular mechanisms |
研究成果の概要 |
亜鉛含有率が高くアスタキサンチンを含む食品の、ヒトの睡眠における効能を調べた。120名の健康な被験者にランダム化・二重盲検・プラセボ対照にて並行群間比較試験を行い、アクティグラフで夜間活動を12週間記録した。 試験は、亜鉛含有率の高い食品が睡眠導入を改善し、睡眠の質を高めると示した。この成果をもとに睡眠の質を向上させるサプリメントを開発し、株式会社富士フィルム ヘルスケアは「オキシバリアすっとねリッチ」として商品化した。 さらに、研究結果の分子構造を理解するためのマウス実験を行い、亜鉛投与により活発化するニューロン群を特定した。これらのニューロンを刺激すると亜鉛投与に類似して睡眠量が増加した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The annual economic loss to Japanese economy due to sleep disorders is equivalent to 2.92% of the GDP, costing approx. 15兆円. Optimizing the effect of zinc-induced sleep will allow us to develop food supplements specifically designed to counteract sleep restriction and improve life quality.
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