研究課題/領域番号 |
16K18731
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
阿部 充 京都大学, 農学研究科, 特別研究員(PD) (50734951)
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研究協力者 |
西尾 嘉之 京都大学, 大学院農学研究科, 教授 (00156043)
杉村 和紀 京都大学, 大学院農学研究科, 助教 (30711783)
西山 義春 Cermav-CNRS, 上級研究員
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | セルロース / イオン液体 / アルカリ水溶液 / 誘導体化反応 / 相互作用 / 水酸化物 / アセチル化 / ベンジル化 / アセチル化反応 / 置換基分布 / 相互作用解析 / 化学工学 / バイオマス / 有機化学 |
研究成果の概要 |
天然に最も豊富に存在する多糖類であるセルロースは一般的な溶媒に溶けにくい性質を持つ。優れたセルロース溶解能力を持つ溶媒としてイオン液体が注目されているが、セルロースとの相互作用については不明な点が多い。本研究では、イオン液体にセルロースを溶解した後に様々な条件下でセルロースの化学変換(誘導体化反応)を行い、得られたセルロース誘導体の構造を解析することで、相互作用の解明を試みた。反応の分布や効率などを比較検討することで、溶媒や反応試薬に含まれる種々のイオン成分とセルロース間の相互作用について、分布やその強度を比較できることを見い出した。
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