研究課題/領域番号 |
16K18749
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
黄 裕謙 秋田県立大学, 生物資源科学部, 特任助教 (80769547)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | フジツボ / トランスクリプトーム / 神経ペプチド / キプリス幼生 / 付着防除 / Neuropeptides / Peptide hormones / Immunohistochemistry / Evolution / Larvae nervous system / SIFamide / neuropeptide / In silico peptide mining / cyprids / 生理 / フジツボ / 神経 / 幼生付着 / NGS |
研究成果の概要 |
アカフジツボは発電所や船底に付着し大きな被害をもたらす海産無脊椎動物です。プランクトン幼生期と付着生活を送る成体期を持ち、プランクトン幼生期の最後はキプリス幼生と呼ばれ、付着に特化し、付着防除研究にとって最も重要な時期です。本研究では、キプリス幼生の行動や付着の制御機構を明らかにする目的で、キプリス幼生に発現する神経ペプチドを網羅的に調べました。その結果、キプリス幼生では、神経ペプチド前駆体をコードする11種の遺伝子の発現が明らかになりました。特にC末端にSIFamideを持つ神経ペプチドは発現量が高く分布が特徴的なことから、今後付着行動との関連を詳しく調べる必要があることが判明しました。
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