研究課題/領域番号 |
16K18753
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 琉球大学 (2017) 早稲田大学 (2016) |
研究代表者 |
竹内 悠記 琉球大学, 理工学研究科, 博士研究員 (00754904)
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連携研究者 |
岡野 俊行 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40272471)
竹村 明洋 琉球大学, 理学部, 教授 (40222103)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 月齢同調産卵 / ゴマアイゴ / 時計遺伝子 / Cryptochrome / 月周性 / アイゴ / サンゴ礁 / 月光 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
熱帯から温帯域に広く分布するアイゴ科魚類は、繁殖期の間、種ごとに特定の月齢で一斉に産卵する月齢同調産卵を行う。本研究ではゴマアイゴの脳内で発現する時計遺伝子を網羅的に同定し、月の満ち欠けに応じた月光の周期的な変化が時計遺伝子発現におよぼす影響について精査した。その結果、月光に即時的に応答する時計遺伝子と、月光刺激により1周期のみ月周変動する時計遺伝子の存在が明らかとなった。本結果からゴマアイゴは月光刺激によって約1ヶ月の時間を計測可能な砂時計型のタイマーを利用して産卵月齢を認知することが考えられた。
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