研究課題/領域番号 |
16K18808
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 日本獣医生命科学大学 |
研究代表者 |
手嶋 隆洋 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 講師 (80610708)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 脂肪由来間葉系幹細胞 / 肝細胞癌 / 肝星細胞 / 犬 / 腫瘍微小環境 / 脂肪由来幹細胞 / 内科 |
研究成果の概要 |
今回の研究から、犬の脂肪由来幹細胞(ASCs)は肝星細胞(HSC)の活性化や増殖を促進することが明らかとなった。また、ASCsの培養上清のみを添加した環境下においても同様の変化がみられたことから、ASCsの分泌する液性因子がHSCの変化を誘引していると考えられた。また、犬肝細胞癌細胞の増殖能や浸潤能も犬ASCsの液性因子によってup-regulateするだけでなく、腫瘍形成にかかわる因子の発現量にも増加がみられたことから、犬ASCsは肝細胞癌の増殖や浸潤を促進することが示唆された。 本研究の結果より、犬ASCsは肝細胞癌の微小環境も含めて、腫瘍形成を促進すると考えられる。
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