研究課題/領域番号 |
16K18846
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
臼井 一晃 九州大学, 薬学研究院, 助教 (80553304)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 不斉合成 / キラリティー / ヘリセン / らせん / ホスフィン配位子 / 不斉触媒反応 / 有機化学 / 螺旋 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、螺旋π共役構造を有するヘリセンの分子構造に着目し、ジヒドロヘリセン型L1及びヘリセン型L2のホスフィン配位子の合成と不斉触媒反応への応用研究を行った。具体的には、Pd触媒による不斉鈴木-宮浦カップリング(SMC)反応および不斉アリル位置換(AAS)反応に適用への適用を検討した。その結果、不斉SMC反応ではL2を、AAS反応ではL1を用いた場合に、高収率、高エナンチオ選択的に反応が進行することを見出した。本結果は、過去に報告されている類似反応に比べて、収率、立体選択性共に著しく優れている。
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