研究課題/領域番号 |
16K18851
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
久松 洋介 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 講師 (80587270)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | がん治療薬 / イリジウム錯体 / カチオン性ペプチド / 細胞死 / ペプチド / 金属錯体 / イリジウム / フォトアフィニティーラベリング / ジアジリン / カルモジュリン / 標的分子 |
研究成果の概要 |
カチオン性ペプチドを有する両親媒性 Ir 錯体の細胞死誘導メカニズムの解明を目指したこれまでの研究を継続し、本研究では、Ir 錯体が細胞表面で作用する標的分子の同定を行った。具体的には、光反応性基であるジアジリンを導入したカチオン性 Ir 錯体を設計・合成し、Jurkat 細胞に作用させた後にフォトアフィニティーラベリングを行った。プロテオーム解析の結果、カルシウム結合タンパク質であるカルモジュリンがカチオン性 Ir 錯体の標的タンパク質の一つであることが示唆された。実際に、カチオン性 Ir 錯体は、カルシウム-カルモジュリンと安定な複合体を形成できることが発光滴定実験により明らかになった。
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