研究課題/領域番号 |
16K18857
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 公益財団法人微生物化学研究会 |
研究代表者 |
齊藤 誠 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 研究員 (10772866)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アリル化 / 不斉合成 / アミド / 含フッ素化合物 / 協奏機能触媒 / 協奏機能型触媒 / 触媒的不斉合成 / アリル化反応 / エノラート / パラジウム触媒 |
研究成果の概要 |
キラル銅錯体/ハードブレンステッド塩基による7-アザインドリンアミドのアミドエノラート種、およびパラジウム錯体による求電子的π-アリル金属種が独立に発生・共存する系をデザインすることによりα-CF3アミドの触媒的不斉α-アリル化反応の開発に成功した。これにより、α-脱プロトン化が困難とされているアミド化合物のα位にエナンチオ選択的に炭素-炭素結合を形成する新たな方法論を提示することに成功した。反応により得られた光学活性なα-CF3-γ,δ-不飽和アミドは対応するCF3置換シクロプロパンへ誘導可能であり、本反応の医薬品化学におけるビルディングブロック構築法としての有用性を示すことができた。
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