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新規糖尿病網膜症治療戦略の開発を目指した網膜血管伸長方向の調節機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K18887
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 薬理系薬学
研究機関北里大学

研究代表者

牛久保 裕子  北里大学, 薬学部, 助教 (50386348)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2017年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード薬理学 / 網膜血管 / 糖尿病網膜症 / 血管生物学
研究実績の概要

糖尿病網膜症時に生じる病的な血管新生は、網膜内の虚血領域ではなく硝子体に向かって伸長する。本研究では、この異常な血管新生は生理的な血管新生時に働く方向調節機序の破綻により生じるとの仮説に基づき、網膜血管形成途上にある 4 日齢の新生仔マウスに対して低分子型 VEGFR チロシンキナーゼ阻害薬 (KRN633) を 2 日間連日投与した「網膜血管形成プログラム撹乱マウス」を作製し、薬物投与翌日 (6 日齢) から 14 日齢までの血管新生の様子を経時的に観察した。その結果、1) 6 日齢において既存の毛細血管が脱落した「退縮領域」と、血管がまだ形成されていない「未形成領域」が認められること、2) 6 日齢以降に生じた血管新生は、先ず退縮領域で旺盛となり、未形成領域への血管伸長は抑制されたことから正常な血管伸長方向とは異なることが示された。また、3) 12 日齢になると未形成領域へも新生血管が伸長し始め、14 日齢では正常に比べ血管密度の高い血管網で網膜全体が覆われることが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2018-12-17  

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