研究課題/領域番号 |
16K18895
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
原田 和生 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (50397741)
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研究協力者 |
小松 かつ子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 漢方薬 / メタボローム / メタボローム解析 / PK-PD |
研究成果の概要 |
漢方薬エキスに含まれる成分の網羅的情報であるメタボロームデータを用い,そのエキスが持つ薬効の強さを予測する手法の開発を目指し,本研究では,様々な基原種,産地のダイオウ,カンゾウから調製した大黄甘草湯エキスについて,腸内細菌によって生成する瀉下活性成分レインアンスロン(RA)量を,エキスのメタボロームデータから予測するモデルの構築に成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本成果は,漢方処方エキス成分の網羅的情報であるメタボロームデータを利用することにより,腸管内における活性本体生成量の精度の良い予測が可能であること,代謝におけるエキス成分間の相互作用の検出が可能であることを示唆している.本手法により,より客観的な漢方薬エキスの品質評価法が構築できる可能性がある.
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