研究課題/領域番号 |
16K18906
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
増本 直子 (佐藤 / 佐藤 直子) 国立医薬品食品衛生研究所, 食品添加物部, 研究員 (70754034)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | LC/MS / GC/MS / 蛍光分光光度計 / 品質確保 / 成分分析 / 沈香 / ローズマリー / シソ / LC-MS / GC-MS / 伽羅 / 品質評価 / 沈香・伽羅 / 蛍光指紋 / 機器分析 / 天然物の品質評価 / 香気成分 / 沈香と伽羅 |
研究成果の概要 |
本研究では,熟練者の五官や経験により評価されている天然物や生薬を対象とし,五官鑑別と品質との関係を科学的に見出すとともに,誰にでも品質を評価できる客観的な評価法の確立を試みた.五官鑑別により品質評価されている天然物としては沈香を,経験により使い分けられている天然物としてはローズマリー抽出物とシソ抽出物を対象とし,GC/MS,LC/MSおよび分光蛍光光度計により分析を行った.分析の結果、それぞれの品質評価に寄与していると思われる成分を見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
天然物の中には、時代や環境の変化とともに高品質の天然物の入手が困難になったり熟練者の数の減少により評価が困難になったりするものも少なくない。このような天然物について科学的な分析を行い、成分組成の情報を蓄積すること、および、五官・経験による品質評価との関連を調査することは学術的に意義がある。また、今回調査した天然物には食品添加物等として摂取するものも含まれており、人々の健康を守るという観点から規格化の必要があるが、本成果はその根拠データにもなり得るものである。
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