研究課題/領域番号 |
16K18947
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
宮元 敬天 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 助教 (20619481)
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研究協力者 |
西田 孝洋
麓 伸太郎
徳永 彩子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低体温療法 / 組織移行性 / タンパク結合 / バンコマイシン / 虚血再灌流 / タンパク結合率 / 薬物分布 |
研究成果の概要 |
本研究では低体温療法時に生じる薬物の組織移行性変化の要因解明を行った。ウシ血清アルブミンと薬物の結合性に及ぼす温度低下の影響について解析したところ、温度低下時においてはタンパク遊離型薬物濃度が上昇した。また、温度低下がタンパク結合に及ぼす影響は薬物のタンパク結合率によって異なることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低体温療法中における薬物の体内動態変動要因について組織移行に着目した解析を行い、温度低下がタンパク結合に及ぼす影響を明らかにしたことで、組織への薬物移行の予測を行うための基盤となる情報が得られた。薬物の効果には目的臓器組織中の濃度が重要であるため、本研究成果より低体温時における薬物の組織移行性変化を予測するために必要な情報が得られたことから、投与最適化につながると考えられる。
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