研究課題/領域番号 |
16K18972
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
年本 広太 国立研究開発法人理化学研究所, イノベーション推進センター, 特別研究員 (70740504)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 薬物動態学 / モデリング&シミュレーション / 遺伝子多型 / 仮想臨床試験 / 個別医療 |
研究成果の概要 |
抗がん剤における薬効および副作用に影響を与える因子(遺伝的多型など)は、臨床試験間で異なる報告がなされている。本研究ではコンピュータ上での仮想臨床試験を行うことによって、最も大きな影響を与える因子が何であるかの検証を目的とした。仮想臨床試験に必要な抗がん剤の数理モデルは複雑であるため、従来のパラメータ推定法をそのまま適用することは困難である。新規パラメータ推定アルゴリズムを導入することにより、薬物血漿中濃度推移を再現できる数理モデルを構築することに成功した。また仮想臨床試験の結果から、各遺伝子多型が薬効および副作用と有意に関連するという結果が得られる確率を定量的に推定することに成功した。
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