研究課題
若手研究(B)
本研究では炎症性サイトカインと神経内分泌細胞の関係性に着目し、IL-18受容体α鎖(IL-18Rα)とIL-18発現細胞の同定を行った。IL-18RαはGnRHニューロンの約60%、IL-18は全てのGnRHニューロンに発現することが明らかになった。次にGnRH産生細胞株であるGT1-7細胞においてIL-18とIL-18Rαの発現を確認した。またGT1-7細胞においてはTNF-α, IL-1β, IL-6とその受容体の発現についても認められた。以上の結果から、上記の炎症性サイトカインはオートクラインあるいはパラクラインによりGnRHニューロンの機能を直接調節している可能性が示唆された。
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Neurosci. Lett.
巻: 650 ページ: 33-37
10.1016/j.neulet.2017.03.051