研究課題/領域番号 |
16K18990
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 金沢大学 (2018) 京都府立医科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
プップリン レオナルド 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 特任助教 (40771580)
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研究協力者 |
細木 誠之
Sun Hongxin
松尾 和彦
丸中 良典
乾 利夫
田中 秀央
熊本 康昭
洲崎 敏伸
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Raman spectroscopy / pH / interstitial fluid / gold nanoparticles / Gold nanoparticles / Cancer cell / 表面強調ラマン分光法 / ラマン分光 / 間質液 / HC03-濃度 / グルコース / タンパク質 / 糖尿病 / アルツハイマー型認知症 / MRI / 間質液pH |
研究成果の概要 |
ラマン分光を用いた新規のpH(酸性度)計測技術を開発し、癌細胞外近傍の微小局所領域約20ナノメートル(1ナノメートルは1メートルの10億分の1の大きさで、20ナノメートルは細胞の大きさの約1千分の1の大きさである)での酸性度合を測定することに成功しました。その結果、癌細胞近傍の超微小局所領域が極度の酸性環境になっていることを明らかにしました。この癌細胞周囲超微小局所環境の極度の酸性環境であることが明らかになったことは、今後癌治療にも応用される可能性も秘めています。本研究成果をもとに、今後は各種癌細胞周囲局所で酸性度合いを検証し、癌転移予防法の新規開発も期待されます。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Dysregulated pH is a common characteristic of cancer cells compared with normal cells. The precise measurement of extracellular pH on the cell membrane using Raman spectroscopy can be used in the future to characterize primary and metastatic cancer cell populations and minimal residual disease.
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