研究課題/領域番号 |
16K18999
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
陳 以珊 生理学研究所, 分子細胞生理研究領域, 特任助教 (40757770)
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研究協力者 |
久保 義弘 生理学研究所, 教授
立山 充博 生理学研究所, 准教授
山本 友美 生理学研究所, 技術職員
深田 優子 生理学研究所, 准教授
上杉 志成 京都大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Ligand / GPCR / Receptor / 生理学 |
研究成果の概要 |
Prrt3は、オーファン代謝型受容体である。Prrt3に関する先行論文は無いため、Prrt3の生理的役割や分子機能は全く未知である。本研究課題では、Prrt3のリガンドの同定と活性化機構の解明を目指して実験を行った。その結果、(1)Prrt3はGi/o蛋白質と結合し、Gq蛋白質と結合しないこと、(2)Prrt3のN末端細胞外領域の切断は分子を活性化しないこと、(3)ムスカリン性アセチルコリン受容体アゴニストに属する数個の化合物がPrrt3を活性化するが、アセチルコリンは活性化しないこと、(4)抗寄生虫剤であるIvermectinはGIRKチャネルを直接活性化することが明らかになった。
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