研究課題
若手研究(B)
二年間の研究の中で、プラズマローゲンによりBDNFとTrkBシグナルが活性化され、マウスの海馬依存性記憶が向上することを見出した(論文審査中)。そしてPlsの経口摂取により、リポポリサッカライドを介したグリア細胞活性化とアミロイドβ(Aβ)の蓄積が軽減され認知機能が改善された。また、NF-kBとc-Mycシグナル伝達経路を介して老化やストレス、炎症によりこれらの脂質がどのように減少するかも明らかにした。これは私達の健康におけるPlsの様々な役割を知る手がかりとなるかもしれない。さらに、記憶のプロセスをよりよく理解するためにマウスの脳における神経栄養因子のエピジェネティック調節も研究している。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
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