研究課題/領域番号 |
16K19027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
Baird Liam 東北大学, 医学系研究科, 助教 (90724914)
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研究協力者 |
山本 雅之
鈴木 隆史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Keap1-Nrf2 / 細胞内シグナル伝達 / Molecular Biology |
研究成果の概要 |
Keap1-Nrf2経路は親電子性物質や酸化ストレスに対する主要な生体防御機構である。Keap1がNrf2活性を制御する分子メカニズムを明らかにするために、Keap1-Nrf2相互作用部位に変異を導入した新しいNrf2変異体発現マウスを作製して解析を行った。また、Nrf2活性を制御するKeap1-Cul3複合体の相互作用に酸化ストレスが与える影響を調べた。以上の解析から、酸化ストレスによるNrf2活性制御はKeap1-Nrf2-Cul3複合体の構成を変化させることによるものではないことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Nrf2活性化による疾患治療効果を最大限にするために、詳細なNrf2の誘導機構の理解が不可欠である。本研究の成果は酸化ストレスによるNrf2活性化の分子機構において新しい知見を与えた。今後のNrf2活性化メカニズムの研究およびNrf2誘導剤の開発において有益な情報を得ることができた。
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