研究課題/領域番号 |
16K19038
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
前川 大志 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, テニュアトラック助教 (10771917)
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研究協力者 |
東山 繁樹 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (60202272)
坂上 倫久 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (20709266)
田口 友彦 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (10300881)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 血管新生 / CUL3 / 細胞内膜輸送 / Integrin β1 / 血管内皮細胞 / ユビキチンE3リガーゼ |
研究成果の概要 |
新しい血管の構築 (血管新生)は、個体の正常な発生だけでなく、癌細胞の増殖や転移等の非常に多くの病態に関与する。特に、抗血管新生医薬品は抗癌剤として臨床応用されている。本研究において我々は、ユビキチンE3リガーゼ複合体CUL3/ANKFY1が、血管新生に必須な細胞接着分子である膜タンパク質integrinの細胞内輸送を制御する事で、integrinの細胞膜における存在量を規定し、血管新生を正にコントロールしている事を突き止めた。今後、CUL3/ANKFY1複合体の形成阻害剤を同定、開発する事で、新規な血管新生阻害剤の導出に繋がる可能性がある。
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