研究課題/領域番号 |
16K19043
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
|
研究機関 | 大阪市立大学 (2017) 大阪大学 (2016) |
研究代表者 |
寺脇 正剛 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (60437217)
|
研究協力者 |
廣井 隆親 東京都医学総合研究所, プロジェクトリーダー
PIERRE Philippe Centre d'Immunologie de Marseille-Luminy, Director
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | オートファジー / 免疫制御 / 炎症疾患 / 免疫応答制御 / 炎症 / 細胞生物学 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
生体防御を担う免疫システムにおいては、オートファジーは単なる分解機構ではなく免疫システムそのものを調節する役割があることが示唆されている。我々は免疫細胞においてのみ機能するオートファジー制御因子Rufy4を同定しているが、今回その役割を明らかにするためRufy4遺伝子を破壊したマウスを作製し、解析をおこなった。このマウスを用いて気管支炎モデルを作製したところ、野生型と比較し肺における炎症応答が減弱している事が明らかとなった。この結果はRufy4が炎症応答をコントロールする新たな免疫制御システムを担っている事を示しており、オートファジーがより広範な免疫応答に関わっていることが明らかとなった。
|