研究課題/領域番号 |
16K19060
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
近田 裕美 東海大学, 医学部, 特定研究員 (60712776)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Bcl6 / 性差 / 薬物代謝 / 脂質代謝 / 脂質代謝異常 / 高脂肪食負荷 / 非アルコール性脂肪性肝炎 / エストロゲン |
研究成果の概要 |
転写因子B cell lymphoma 6(Bcl6)は肝臓の遺伝子発現の性差や脂質代謝の制御に重要である。そこで、肝臓特異的Bcl6欠損マウスを用いて、Bcl6と肝臓の薬物代謝酵素遺伝子群(Cyptochrome P450s, Cyps)の発現性差との関連性を検証した。この結果、オス特異的Cypsの発現はBcl6欠損でメスレベルまで発現低下していた。また、メス特異的Cypsの発現はBcl6欠損でメスレベルまで発現上昇していた。これらのことから、Bcl6はCypsの発現パターンをオス型に維持するのに必要であることが示唆され、脂質代謝や代謝異常を背景とする肝疾患の発症や性差への関与を検証する。
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