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浸潤性肺腺癌組織亜型に関わるエピジェネティクス変化の解明と個別化治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 16K19082
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関鳥取大学

研究代表者

坂部 友彦  鳥取大学, 医学部, 助教 (50639747)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードIASLC/ATS/ERS分類 / 三次元培養 / 翻訳後修飾 / オルガノイド / 組織亜型 / solid component / micropapillary component / 非小細胞肺癌 / ヘテロジェナイティ
研究成果の概要

本研究では、Stage Iの浸潤性肺腺癌の組織亜型と患者予後との関連について解析を行い、high grade亜型を有する患者は、無再発生存期間が優位に短く予後不良であることを明らかにした。また、病理標本におけるヒストン修飾変化の検出を試みたが、目的のピークを検出することは出来ず、サンプルの処理条件を検討する必要性があると考えられた。さらに、マウス肺から採取した上皮細胞を三次元培養することで、肺腺癌の起源となるクララ細胞、II型肺胞上皮細胞を含む肺オルガノイドを培養することができ、組織亜型を模倣可能なモデル細胞およびモデル動物として有用であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

High grade亜型を有する浸潤性肺癌患者は早期のステージであっても予後不良であることから、high grade亜型に対する治療法が必要であるが、現在のところ有用な治療薬は存在しない。本研究の実施による組織亜型形成に重要な分子メカニズムの解明、治療標的の同定、モデル動物の作成は、将来的に肺腺癌患者の長期予後改善に繋がることが期待できる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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