研究課題/領域番号 |
16K19111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 千葉大学 (2017) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2016) |
研究代表者 |
工藤 藤美 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (30726419)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ILC2 / IL-5 / 喘息 / 炎症 / グループ2自然リンパ球 / 短鎖脂肪酸 / アレルギー / 免疫学 |
研究成果の概要 |
本研究は、アレルギー性炎症の病態形成に重要な役割を担うグループ2自然リンパ球(ILC2)において、2型炎症を誘導するサイトカインIL-5の産生制御機構を解明し、ILC2を標的とした新たなアレルギー性疾患治療の基盤を確立することを目的とした。短鎖脂肪酸によるILC2の制御は認められなかったが、マウス喘息モデルにおいて、免疫抑制剤であるシクロスポリンによりILC2のIL-5産生が抑制されることを明らかにした。この抑制機構はT細胞を介しており、ILC2を標的とした新たな喘息治療への応用への可能性が示唆された。
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