研究課題/領域番号 |
16K19138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
金井 祐太 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (80506501)
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連携研究者 |
小林 剛 大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (90324847)
川岸 崇裕 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員 (90800029)
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研究協力者 |
松浦 善治 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (50157252)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | レオウイルス / 癌 / 遺伝子治療 / 腫瘍溶解性ウイルス / 癌治療 / 腫瘍溶解ウイルス / 治療 |
研究成果の概要 |
哺乳類レオウイルス(MRV)は、腫瘍溶解性ウイルスとして、新規癌治療法への開発が期待されている。我々はMRV粒子表面に位置するSigma1タンパク質にインテグリン結合能を有するRGD配列を付加した遺伝子組換えMRVを作製したところ、野生型MRVに抵抗性を示す癌細胞への感染性が向上した。このRGD-MRVを用いて担癌マウスモデルにおける腫瘍溶解能を調べたが、野生型 MRVと有意な差は得られなかった。すなわち、in vitroにおいて野生型MRVに抵抗性であった癌細胞が、マウス皮下に移植することで感受性を示すことが明らかとなり、今後の実験を進める上で、有用な知見が得られた。
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