研究課題/領域番号 |
16K19168
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
村上 学 北海道大学, 医学研究院, 助教 (30617436)
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研究協力者 |
大滝 純司
アメングアル オルガ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医学英語 / 社会医学 / 医学教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,学部レベルの医学英語教育(「医学英語学習用教材・教育カリキュラム開発」)を推進するためのものであった。 国籍・バックグラウンド・所属の異なる多様な留学生を起用した、理系学生を広く対象とする持続可能性のある医療英語学習用教材・カリキュラムを開発するという目的について、平成28年度~平成30年度の3年間で、基礎的なニーズ調査、教材開発、授業計画・立案まで含めて予定通り達成した。 教材開発の目的のみならず、留学生を医学教育に起用するためのノウハウ蓄積についても達成でき、本研究成果は、医学英語教育領域全体において大きく貢献するものと期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医学英語教育の問題点とされている人的資源の欠如(医学の専門的内容と英語の語学的内容)の双方をバランス良く指導できる教員が少ない)を克服する持続可能な教授法開発の一助となると共に、今回作成されたプロダクトとしての医学英語教材は、国籍・バックグラウンド・所属の全く異なる複数の留学生の貢献によって開発された、汎用性の高いものとなっている。 大学教育のグローバル化を背景として、受入・派遣される交換留学生の数は増加の一途をたどっているが、これまで医学領域において、受入した留学生を起用して教授法・教材を開発するような研究の例は少なく、本研究の学術的・社会的意義は、大変、大きいものと期待される。
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