研究課題/領域番号 |
16K19169
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
神谷 哲治 東北大学, 医学系研究科, 技術補佐員 (70772416)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 漢方 / 東洋医学 / シミュレーション教育 / 漢方臨床推論 / シミュレーションカード / 医歯薬学教育 / 漢方医学 |
研究成果の概要 |
漢方医学の理解を促し実臨床に役立つ漢方臨床推論用シミュレーションツールとして自記式体質チェックアンケートを作成した。また実際に教育現場で使用した結果を踏まえて更に精度を上げるために学習用データを用いて最も予測精度の高くなる閾値を検討してその妥当性を検証した。今回は基本的に日本漢方・中医学教科書を参考に作成したものの、その内容については十分な精査をしていなかった。本研究の結果を受け、より適切な問診項目を取捨選択することで診断精度を上げられるよう、検討を行い、新たな体質チェックアンケートを作成した。今後はさらにデータを収集し、数理的・医学教育的により適切な体質チェックアンケートを作成する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で取り組んだのは問診であるが、他の診察法(舌診、脈診、腹診)、またその総合的な学習である臨床推論や医療面接についても、各々にシミュレーションを駆使した学習プログラムの研究が進みつつある。さらに、漢方医学卒前教育は医学、歯学、薬学、看護学のコアカリでも記載されており、各分野での学習プログラムの整備や教員の確保が課題として挙げられている。診察法の中でも問診はどの分野でも共通して行うことができる方法であり、本研究の体質アンケートのような簡便で体験型のアンケートを学習プログラムに導入しやすいと考えた
|