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三次元原体照射における自動再計画システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K19224
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医学物理学・放射線技術学
研究機関山形大学

研究代表者

金井 貴幸  山形大学, 医学部, 助教 (40764139)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード適応放射線治療 / Cone-beam CT / 自動再計画 / 変形画像位置合わせ / 3Dプリンタ / 放射線治療 / 変形画像レジストレーション
研究成果の概要

本研究は、三次元原体照射の治療計画を患者位置合わせ用のcone-beam CTを撮像したその場で再計画するシステムの開発を目的とする。このシステムの実現を目指し、①経時的な患者変化量を精度良く推定する非剛体位置合わせアルゴリズムの開発、②患者の体型変化を模擬するファントムの作成と非剛体位置合わせアルゴリズムの精度評価、③自動再計画ソフトウェアの開発を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、放射線治療期間中に生じる患者の体型の変化、腫瘍の縮小や増大、腫瘍周辺の正常臓器の位置の変化等に応じて治療計画の修正を行う「適応放射線治療」が行われ始めている。しかしながら、この治療は多大な労力や時間を要し、現状では限られた症例の限られた状況でしか行われない。
本研究の最終目的は、適応放射線治療をより簡便に行うためのシステム構築であり、今回、そのために必要な要素技術の開発を行った。これらの技術を統合することで、自動で治療計画の修正を行うことのできるシステムが作成可能であると考えられる。将来展望として、このシステムを用いることで患者の治療成績向上及び副作用軽減に繋がることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 3Dプリンタを用いたdeformable image registrationの患者個別精度検証手法の検討2019

    • 著者名/発表者名
      金井貴幸、宮坂友侑也、家子義朗、鈴木幸司、市川真由美、佐藤啓、岩井岳夫、根本建二
    • 雑誌名

      日本放射線技術学会東北支部雑誌

      巻: 28 ページ: 223-224

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 適応放射線治療に向けた新しい非剛体レジストレーションアルゴリズムの開発2018

    • 著者名/発表者名
      金井貴幸、宮坂友侑也、家子義朗、鈴木幸司、市川真由美、佐藤啓、岩井岳夫、根本建二
    • 学会等名
      日本放射線腫瘍学会第31回学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 3Dプリンタを用いたdeformable image registrationの患者個別精度検証手法の検討2018

    • 著者名/発表者名
      金井貴幸、宮坂友侑也、家子義朗、鈴木幸司、市川真由美、佐藤啓、岩井岳夫、根本建二
    • 学会等名
      第8回東北放射線医療学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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