研究課題/領域番号 |
16K19252
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
吉岡 史隆 佐賀大学, 医学部, 助教 (30620249)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 児童虐待 / 硬膜下血腫 / 鑑別システム / 幼児虐待 / 小児外傷性硬膜下血腫 / 急性硬膜下血腫 / 乳幼児型急性硬膜下血腫 / 乳児虐待 |
研究成果の概要 |
本研究の特色は、児童虐待のなかでも「硬膜下血腫」という致命的結果を引き起こす可能性のある病態に着目し、主に家庭という密室において行われる「虐待」という痛ましい事例と軽微な「事故」による頭部外傷を鑑別するシステムを構築するという点にある。 本研究においては、対象とした2歳未満の硬膜下血腫と診断された患者が、鑑別に有用な要素を抽出するに十分といえるほど集積できなかった。しかし、「虐待」と「事故」の鑑別は医学的側面のみならず社会的問題として極めて重要な問題であり、何らかの鑑別システムの構築は必須であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は家庭という密室内で虐待か軽微な外傷の結果生じる硬膜下血腫という病態の鑑別を目的とした。学術的には、軽微な外傷によってでもてんかんで発症し眼底出血や硬膜下血腫を伴うことがあり得るということは本邦以外からはほとんど報告されておらず、証明されれば重要な意味をもつ。また、社会的にも虐待か軽微な事故かを鑑別することは児童虐待の対応にあたる行政機関や法曹界にも重要な情報を発信できる。 本研究のテーマが極めて重要であることはわかったものの、鑑別に有用な要素の抽出には至らなかった。
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