研究課題/領域番号 |
16K19254
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
大類 真嗣 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (50589918)
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研究協力者 |
鈴木 友理子 国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所成人精神保健研究部, 災害等支援研究室長
前田 正治 福島県立医科大学, 医学部災害こころの医学講座, 教授
安村 誠司 福島県立医科大学, 医学部公衆衛生学講座, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 災害 / 疫学 / 精神保健 / 自殺 / 原子力発電所事故 / メンタルヘルス |
研究成果の概要 |
原発事故の影響により避難区域の自殺死亡率に変動が生じていることが想定されるが、検討はまだ十分ではない。今回、同地域内の自殺対策に資するため、自殺率の推移を検討した。2015年時点で避難区域に指定されている市町村の自殺率を、2009年3月から2015年12月までの期間で検討を行った。その結果、男性は、事故直後に上昇した後、約4年間全国水準を下回る状況であったが、その後上昇に転じた。女性は、事故直後の上昇は認めず、およそ2年間は全国と同水準であったが、その後上昇した。ただし、男女とも震災後4年経過した直近の期間で上昇傾向にあることから、今後、避難者への継続的な支援が求められることが示唆された。
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