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感染症発生動向の可視化及び疫学的解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K19265
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 疫学・予防医学
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

加納 和彦  国立感染症研究所, 感染症疫学センター, 主任研究官 (00383654)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード感染症疫学 / 感染症サーベイランス / 可視化 / データ可視化 / 可視化システム / 感染症 / 疫学
研究成果の概要

感染症発生動向調査(NESID)の全数把握対象疾患(87疾患)の届出データの可視化・分析システムの設計、開発、及び改良を行った。本可視化システムは、リアルタイムな感染症発生(報告)状況把握と異常検知、週報集計時点の報告数と今後の動向予測、過去の発生動向データとその関連情報が参照できる感染症情報ライブラリの機能を備えたシステムとして開発を進めた。具体的には、時・人・場所の観点からデータを容易に把握できるように工夫し、過去の平均的な増加率に基づく年間累積報告数の見積値を確認できるようにするとともに、感染症発生動向調査やその周辺制度に関連する様々な情報を紐づけて表示する機能を実装した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

感染症発生動向調査は法的根拠に基づくサーベイランス事業である。国内の感染症対策の基盤となる情報を収集しており、分析及び情報提供は法的にも規定され、公衆衛生上極めて重要である。一方でサーベイランスデータは、医療体制の変化や受診行動の変化等の影響を受けることが知られており、その解釈には注意を要する。本研究においては、感染症発生状況を容易に把握できるともに、バイアス等による誤った解釈を防ぐための必要な情報を整理し、関連付けて表示する機能を実装した可視化システムの開発を行った。感染症サーベイランスデータの迅速かつより適切な解釈により、感染症流行時の迅速な対応と蔓延防止に寄与することが期待される。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 公衆衛生に資する感染症ダッシュボードシステムの開発2019

    • 著者名/発表者名
      加納和彦、高橋琢理、土橋酉紀、砂川富正、鈴木基
    • 学会等名
      第78回日本公衆衛生学会総会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 日本におけるRSウイルス(RSV)感染症の疫学―感染症発生動向調査から見たRSV流行時期の地域性―2017

    • 著者名/発表者名
      加納和彦、伊東宏明、有馬雄三、木下一美、木村博一、砂川富正、松井珠乃、大石和徳
    • 学会等名
      第66回日本感染症学会東日本地方会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 東京小児科医会報2019

    • 著者名/発表者名
      加納和彦他
    • 総ページ数
      4
    • 出版者
      東京小児科医会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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