研究課題/領域番号 |
16K19274
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
永井 雅人 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 助教 (60707199)
|
研究協力者 |
大平 哲也 福島県立医科大学, 医学部疫学講座, 教授
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 要介護認定 / 危険因子 / 震災 / 福島 / 要介護 / 罹患率 / 東日本大震災 / 福島県「県民健康調査」 / データベース / 発症登録 |
研究成果の概要 |
要介護認定率が福島県で急増している原因を明らかにするため、要介護認定情報の収集を実施した。本年度までに15自治体の情報収集が完了し、悉皆性のあるデータベースを構築した。要介護認定情報と健診情報を突合できた双葉町のデータを用い、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、脳卒中の既往、心疾患の既往の有無別に要介護2以上の新規認定リスクを検討した。人口寄与危険度割合は高血圧が最も高く33.1 %であり、震災前後で対象者の高血圧の有病割合が45.7 %から56.2 %と急増していることから、被災自治体の一つである双葉町における震災後の要介護認定率の急増には高血圧が大きく寄与した可能性がある。
|