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医療機関の安全管理等の諸活動におけるレジリエントコンピテンシーに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K19290
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病院・医療管理学
研究機関産業医科大学

研究代表者

村上 玄樹  産業医科大学, 大学病院, 講師 (50549756)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードレジリエンス / DVT予防 / 医療安全 / レジリエントコンピテンシー / レジリエントエンジニアリング / 人間工学 / リスクマネジメント
研究成果の概要

医療現場におけるレジリエント事例として、深部静脈血栓塞栓症(DVT)予防を取り上げた。2017年4月から2019年3月の対象患者27,077人のリスク評価の結果は、リスクなし15,615人、低リスク1,350人、中リスク3,695人、高リスク6,183人、最高リスク234人であった。ガイドライン上の評価ではリスクがないと判定された患者についても、予防対策が実施されている症例が見られた。
ガイドラインに従うとリスクの無い患者でも、医師の判断でガイドラインから逸脱して予防を実施していた。その判断基準は、年齢、入院中の治療行為、過去の既往において血栓を考慮する症状の有無などが挙げられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究では、医師の裁量性と表現されていた、医師によるレジリエント行為について検討ができた。本研究では、昨今医療安全の指標として注目されている、深部静脈血栓症(DVT)を取り上げた。DVTは既にガイドラインも作成され、予防方法について科学的に検証された奨励であり、医療制度としても予防の実施が求められている。
こうしたガイドラインやリスク評価が確立しているDVT予防において、患者の容態によって、リスクの低い患者であっても積極的に予防対策が採られることがあった。その際に、医師が年齢、入院中の治療行為、過去の既往において血栓を考慮する症状の有無などを判断基準として、患者を評価していた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Hospital Resilience in Deep Vein Thrombosis Preventive Measures2018

    • 著者名/発表者名
      Genki Murakami
    • 学会等名
      Annual Congress on Medicine 2018
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 肺塞栓血栓予防管理における予防策の実施状況2017

    • 著者名/発表者名
      村上玄樹
    • 学会等名
      第43回日本診療管理学会学術大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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