研究課題/領域番号 |
16K19328
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
羽賀 敏博 弘前大学, 医学研究科, 助教 (80771625)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 早期胆道癌 / 初期浸潤病巣 / 時計遺伝子 / 微小環境 / 初期浸潤 / 癌 / 胆道 / 遺伝子制御 |
研究成果の概要 |
胆道癌の微小環境特性としては、初期浸潤病巣においても癌細胞周囲に線維化が生じ、脈管侵襲や神経周囲浸潤が顕著になることが挙げられ、微小環境が癌の悪性度に重要な役割を果たしている。 今回、胆道癌細胞株とヒト間葉系幹細胞の共培養モデルを用い、癌細胞の形態変化並びに癌細胞に起こる上皮間葉系転換を確認した。概日リズムを形成する時計遺伝子も微小環境下において癌細胞の時計遺伝子の発現が上昇することなどを明らかにし癌微小環境形成において重要な働きを担っていることを明らかにした。さらに微小環境下において抗腫瘍性・抗炎症性サイトカインと時計遺伝子の相互作用が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
胆道癌の初期浸潤病巣において時計遺伝子が関与することが示唆された。今後は間質や時計遺伝子を標的とする新たな胆道癌治療 (時計遺伝子 DEC 阻害剤薬の開発と臨床応用研究など) への基礎的研究として発展できる可能性が期待できる。さらに、本研究が胆道癌の早期発見・治療へと繋がり胆道癌全体の予後改善へ礎を成したと考えられる。
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