研究課題/領域番号 |
16K19337
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
岩下 拓司 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60467206)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 膵癌 / 膵嚢胞 / microRNA / EUS-FNA / IPMN / 膵管内乳頭状粘液腫 / 悪性化 / バイオマーカー / 膵のう胞 / マイクロRNA |
研究成果の概要 |
膵前癌病変と考えられている腫瘍性嚢胞は、正しく診断し慎重に経過観察することが早期膵癌発見のために重要とされているが、一般的に使用されている画像診断方法を用いても腫瘍性嚢胞を良性嚢胞と正しく鑑別することは容易ではない。機能性RNAの一種であるmicroRNA(miRNA)は、細胞が分泌するendosome由来の小胞顆粒であるexosome中に主に存在しており、細胞間の情報伝達物質と考えられている。様々な臓器の悪性腫瘍においてmiRNAが癌の存在診断や悪性度、予後に関連する重要なバイオマーカーとなることが期待されており、今回は膵嚢胞液中miRNAの腫瘍性嚢胞診断における有用性について検討を行った。
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