研究課題
若手研究(B)
加速度センサー搭載型の活動量計を用いて、心房細動カテーテルアブレーション治療前後の運動機能の評価を行った。約半年間の観察期間では、術前に比べて平均1日歩数、最大歩数において増加傾向が認められ、運動強度も増加する傾向が認められた。活動量や運動機能の改善は、アブレーション術後の比較的早期から認められており、心房細動の抑制や血行動態の改善による速やかな運動能力と活動への効果が現れることが確認された。
本研究は、心房細動アブレーション治療前後の運動機能や活動能力を、活動量計を用いて客観的に評価したものである。その成果として、活動量や運動能力の改善が、アブレーション術後比較的早期から改善していることが判明した。心房細動カテーテルアブレーション治療後では血管穿刺や自律神経への影響もあるが、運動機能と活動量への影響が早期に認められたことは、術後のADL向上や早期社会復帰への指標となりえることが考えられる。
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