研究課題/領域番号 |
16K19418
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
熊澤 拓也 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (10745441)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心不全 / 細胞老化 / SASP / 核小体 / p53 / rRNA / rRNA / リボソーマルRNA |
研究成果の概要 |
解析の結果、大動脈狭窄術(TAC)を施したマウスの心臓において老化細胞が蓄積されることが分かった。それらの老化細胞では核小体の肥大化も認められた。さらに、NACという抗酸化剤を用いた実験の結果、ROSの生産量が増加しrRNA転写が亢進することが明らかとなった。また、マウス心臓より単離した初代培養細胞を用いて核小体制御化合物スクリーニングを行った。得られた化合物を心不全モデルマウスに投与したところ心臓組織中の老化細胞を除去できることが明らかとなった。 心不全患者の心筋生検サンプルを用いて核小体の状態を検討した。その結果心不全患者の心臓組織において核小体の肥大とROSの増加が認められた。
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