研究課題
若手研究(B)
まず、閉塞性気道疾患における1秒量低地に関与する炎症タイプを検討した。未治療過去喫煙喘息例において好酸球性炎症および好中球性炎症の両者の重要性を示した。次に、喫煙喘息例における好酸球性炎症を反映するバイオマーカーを探索した。喫煙喘息例で非喫煙喘息例より黄色ブドウ球菌由来エンテロトキシン(SE)感作率が高いこと、SEへの感作が喫煙喘息例における好酸球性炎症および気流閉塞、治療強度と相関すること、禁煙期間が長いほどSE感作率が低くなることを見出し、報告した。以上より、SEへの感作は閉塞性肺疾患における喫煙および好酸球性炎症に関与し、閉塞性気道疾患病態に関わっている可能性を示した。
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Annals of Allergy, Asthma & Immunology
巻: 119 号: 5 ページ: 408-414
10.1016/j.anai.2017.08.001