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近位尿細管におけるメガリンを介したリン代謝調節機構とリン関連腎障害機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K19481
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腎臓内科学
研究機関新潟大学

研究代表者

桑原 頌治  新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任助教 (70645209)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードリン代謝調節 / 近位尿細管 / メガリン / エンドサイトーシス / 腎障害 / リン代謝 / トランスポーター / klotho / FGF23 / 腎臓 / 再吸収
研究成果の概要

本研究は腎臓における新規リン代謝調節機構の解明を目的として行った。リン恒常性維持に腎臓が重要であり、糸球体で濾過されたリンを近位尿細管で再吸収する。近位尿細管にはリンの輸送体があり、それにより再吸収が制御される。
老化関連因子klothoは遠位尿細管に発現しておりリン代謝調節に関与するがその詳細な機序は不明な点が多い。本研究では近位尿細管のメガリンを介してklothoがリン輸送体発現に関与する新たな機序の一端を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

慢性腎臓病患者や透析患者は心血管疾患を原因とする死亡リスクが高い。心血管疾患のリスク因子の1つが高リン血症であるが、現状の透析や食事療法、薬剤療法では適切なリン管理は困難である。また腎機能の低下を早期に発見するマーカーも確立されておらず、リン管理の早期介入が困難な原因となっている。
本研究では老化関連因子klothoがメガリンを介して近位尿細管で直接リン調節に関与する新規メカニズムの一端を明らかにし、新たな治療戦略の基盤となることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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