研究課題
若手研究(B)
AMBRA1はオートファゴソームの形成に関わる。AMBRA1が多系統萎縮症(MSA)の病態に関わるかどうかを検討した。免疫組織化学的検討では、MSAでグリア細胞質内封入体ならびに神経細胞質内封入体がAMBRA1強陽性であった。ウエスタンブロット解析では、AMBRA1が有意に増加していた。免疫沈降法では、AMBRA1がαシヌクレインと結合していた。一方、mammalianの細胞を用いた検討では、AMBRA1はαシヌクレイン量に影響することを見出した。MSAにおいてオートファジーに何らかの異常が生じており、AMBRA1を介したオートファジーの活性化はMSAの治療法となり得ることが示唆された。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 3件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
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