研究課題/領域番号 |
16K19517
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
東山 雄一 横浜市立大学, 医学部, 助教 (10722449)
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研究協力者 |
児矢野 繁 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50315818)
土井 宏 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (10326035)
田中 章景 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (30378012)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | パーキンソン病 / 仮面様顔貌 / Parkinson / amimia / 記憶 / 情動 / 表情 / 認知機能 / MRI / 脳神経疾患 / 脳・神経 / 臨床 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
パーキンソン病(PD)でみられる仮面様顔貌が,認知情動機能障害や運動症状とどう関連しているのかを明らかにするため,motion capture技術を応用した表情解析を用いPDの表情変化を定量化し,認知・情動機能,運動スコアとの比較検討を行った. PD 38例と健常者24例を対象に解析を行った結果,PD群で表情変動が有意に減少していた.また,表情変動減少は注意・遂行機能を中心とした心理検査,抑うつ症状と関連を認め,安静時fMRI解析の結果,表情変動減少は前頭葉を中心とした機能的結合性の変化と関連していた.以上より,仮面様顔貌は認知情動障害と関連したより高次の症候である可能性が示唆された.
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