研究成果の概要 |
動脈硬化誘発飼料(F2HFD1)を負荷した動脈硬化モデルマウス(ApoE KOマウス)において、Group1,2,3 ILC (ILC1,2,3)の比率は組織ごとに異なっていた。動脈硬化巣を含む大動脈及び血液ではILC1が優位、精巣上体周囲脂肪組織ではILC2が優位であった。 多施設多目的前向きコホート(KAMOGAWA cohort)に参加している2型糖尿病患者及び正常耐糖能者の末梢血におけるILC比率を比較検討した。2型糖尿病患者においてILC2の比率が高い傾向にあった。また、正常耐糖能者に比し2型糖尿病患者ではILC2/ILC1比及びILC2/ILC3比は高く、個体間でばらつきがあった。
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