研究課題/領域番号 |
16K19568
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮内 将 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40772801)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 疾患由来iPS細胞 / 慢性骨髄性白血病 / がん幹細胞 / 薬剤耐性 / バイオマーカー / 腫瘍幹細胞 |
研究成果の概要 |
慢性骨髄性白血病(CML)はチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)の登場により長期予後が大きく改善したが、TKIのみによるCMLの根治は達成できておらず、TKIに対する反応性が良好な患者群に対してもTKI中断後の再発を予測することはできない。 本研究では疾患由来iPS細胞を用いてTKI耐性CML幹細胞モデルを構築し、TKI耐性に関わる細胞表面蛋白質ADAM metallopeptidase domain 8(ADAM8)を同定した。CML患者検体でADAM8陽性細胞はTKI耐性を示し、TKIに対する反応性良好なCML患者について、ADAM8陽性分画に残存CML細胞が濃縮されることを明らかとした。
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