研究課題/領域番号 |
16K19598
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
池田 貴英 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (30444326)
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研究協力者 |
前川 洋一
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 食物アレルギー / アレルギー |
研究成果の概要 |
アレルギー疾患の再燃には、抗原特異的メモリー細胞が主体となる免疫記憶機構が関与している。Notchシグナルの阻害によりアレルギー疾患に関連したメモリー細胞を除去することによりアレルギーを抑えられるかを検討した。BALB/cマウスを卵白アルブミン(OVA)で感作し、Notchシグナル阻害薬(GSI)を投与し、OVA経口投与でアレルギーを誘発した。Notchシグナル阻害剤で下痢や体温低下抑制の傾向があったが、脾臓や腸間膜リンパ節のリンパ球のIL-4産生、血中OVA特異的IgE産生の抑制効果は認めなかった。CD4抗体投与下でアレルギー症状の抑制、IgE抑制を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アレルギー疾患は再燃を起こすが、再燃には抗原特異的メモリー細胞が主体となる免疫記憶機構が密接に関与している。Notchシグナルを阻害することによるアレルギー疾患に関連したメモリーT細胞除去による食物アレルギー再燃抑制ができるかを検討したが、マウスでの食物アレルギー症状の抑制傾向を認めたが、脾臓や腸間膜リンパ節のリンパ球のIL-4産生、血中OVA特異的IgE産生の抑制効果は認めなかった。
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