研究課題/領域番号 |
16K19635
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
原間 大輔 山梨大学, 医学部附属病院, 医員 (10774078)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | フィラデルフィア染色体 / 急性白血病 / 新規治療法 / IKZF1 / 急性リンパ球性白血病 / レナリドミド / 急性リンパ性白血病 / フィラデルフィア染色体陽性急性急性リンパ性白血病 / Lenalidomide |
研究成果の概要 |
フィラデルフィア染色体陽性白血病細胞株に対し、レナリドミド(LEN)とイマチニブ(IM)を同時に用いることにより、従来の治療法であるIM単剤使用よりも優れた抗腫瘍効果が示された。また、同効果は白血病治療に用いられるデキサメタゾン(DEX)を併用することにより、さらに増強された。抗腫瘍効果の主な機序はアポトーシスを介していた。白血病細胞を輸注し作製したモデルマウスを用いても、同様の効果が示された。治療を行わなかったマウスに対し、LENとIMを投与したマウスは生存期間が約180%延長した。 LENとIM、DEXは全て内服薬であり、白血病患者のQOLを保った治療法につながる可能性が示された。
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