研究課題
若手研究(B)
神経芽腫は小児における代表的な再発・難治がんで、高リスク群患者の長期生存率は未だ40%に満たない。神経芽腫の再発は、治療抵抗性がん幹細胞の再活性化と捉えられており、その制御に細胞内小胞輸送の制御分子であるDENNドメイン蛋白質が関わっていることを明らかにしてきた。本研究では、DENNドメイン蛋白質のメンバーとして同定したDENND2Aが活性化するRabファミリー低分子量G蛋白質のメンバーとしてRab9Bを同定し、DENND2A-Rab9B系が神経芽腫の発症・進展に関与することを見出した。
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Oncol Let
巻: 12 号: 2 ページ: 1119-1123
10.3892/ol.2016.4682